思い込み
連続体法:箱ではなく目盛りで考える
連続体法では、白黒のきついレッテルを、0〜100%の目盛りに置きかえます。両端が本当はどんな姿かを描き、ほかの人を線の上に置いてから、自分をもう一度置いてみます。自分のことを一つのきつい言葉で決めつけていると気づいたときに役立ちます。
概要
| 所要時間 | 5分 |
|---|---|
| 向いている場面 | 自分に厳しくしてしまう |
| レベル | 発展. 思い込みまで踏み込みます。考えのワークに少し慣れてからだと取り組みやすくなります。 |
| 評価するもの | 線の上で自分をどこに置くか、前と後に |
やり方(ステップごと)
- レッテルを言葉にする「失敗者」のように、自分に向けているきつい言葉です。
- その反対を言葉にするたとえば「成功者」。
- 両端を描く0%の人はどんな姿でしょう。100%の人は? 具体的に書きます。
- 自分を置く今、自分は線のどこにいるでしょうか。
- ほかの人を3〜5人置く知り合いでも、話に聞いたことのある人でもかまいません。
- 自分をもう一度置くそれから、気づいたことを書きます。
連続体法の記入例:「自分は失敗者だ」
- レッテルとその反対
- 失敗者、成功者
- 0%の人
- 何にも挑戦したことがなく、みんなを失望させ、友人も仕事もない
- 100%の人
- 何をやっても成功し、一度もミスをしない
- 最初の自分
- 10%
- ほかの人
- 仕事を失った友人:55%。いとこ:70%。尊敬している同僚:80%。
- 今の自分
- 50%。仕事も友人も住む家もある。試験に一度落ちただけだ。
あくまで例です。数値はイメージで、一般的な結果を示すものではありません。
コツとつまずきやすい点
両端を極端にする
自分も含めて、ほとんどの人は真ん中のどこかにいます。
実在の人を使う
目盛りが具体的になります。
真ん中を探す
目的は100%に届くことではなく、箱から出ることです。
ThinkGOでは
連続体法を、1問ずつ
- 1画面に1つの質問
- 変更のたびに下書きを保存
- ワーク前と後の評価を並べて表示
- 必要ならリマインダーも
2027年1月にApp Storeで公開予定
出典
- Padesky, C. A. (1994). Schema change processes in cognitive therapy. Clinical Psychology & Psychotherapy, 1(5), 267–278.
- Greenberger, D., & Padesky, C. A. (2016). Mind Over Mood (2nd ed.). Guilford Press.